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1.12.2014

customized:テイルゲーター

派手好きが多いアメリカでは結構人気のあるカラー・ゴールド。日本など地味な国民性の地域では不人気街道まっしぐらのようですが、そういう理由もあってUSDMカスタムでは使われることが多いカラーです。以前センチネルカスタムを紹介した時に後ろに写っていたテイルゲーターがこんな風に変貌を遂げました。あの時はストリートよりの、このテイルゲーターはラグジュアリーよりのUSDMということだそうです。

ボディカラーのゴールドはブロンズにオレンジパール配合です。ベースカラーはゴールドやクリークブラウンなども試しましたが最終的にこのカラーが気に入ってもらえたようでした。センチネルとお揃いのホイール、ダッシュVIPも最初はゴールド系を試しましたがイマイチ締まらず結局ブラックに落ち着きました。無難なイメージですが悪くはないと思います。同じホイールでもカラーが変わるとガラリと印象がチェンジします。

ボディパーツに関してもやりすぎず、弱すぎず。ルーフとグリルをブラック化しボンネットはボディ同色でおさえめに。エアロもスポーティになりすぎないように考えてチョイスしたようです。こういうパーツの選び方はユーロ系カスタムにも通じるところがあるでしょう。特にテイルゲーターはパーツが豊富なので悩みどころが多いところです。

 車高に関してですが1番車高の下がるレースサスより更に下がるように調整してあります。写真のように歩道の段差よりも車高が下がるので、実用性はあまりない見た目重視のカスタムです。この車高のままでの走行も問題ありませんが、実にデリケートでガレージを出るたびに調整しなくてはなりません。調整には来店してもらう必要はなくご自分で作業できる範囲です。調整方法は誰にでもおススメできる方法ではないので隅っこにこっそり書いておきます。

派手なカラーと程よいボディカスタムでオーナーにも満足頂けたようです。こだわりの強いオーナーで試行錯誤を繰り返し完成に時間が掛かりましたが、その分微妙なバランスがとれて完成した時の満足感は大きくなりました。あーでもないこーでもないと悩むこと、それがカスタムの醍醐味なのかもしれません。


サス調整方法:
スナイパーライフルで各ホイールセンターを5発狙撃で1段階。9発目で更に落とせます。サスを破壊して落ちているようなのでミスショットなどで爆発の危険性を伴います。ヘビースナイパーだと落ちるまでの弾数は減りますが車体へのダメージが大きいので爆発の可能性が上がります。